-炭酸泉とは？-

二酸化炭素（CO2）が溶け込んだお湯のことで、別名「ラムネの湯」とも呼ばれ、CO2がお湯１リットルにつき１g以上が溶け込んだものは高濃度炭酸泉と言われています。

ヨーロッパ、特にドイツなどでは、天然の高濃度炭酸泉が多く存在し100年以上前からこの炭酸泉での温泉療法が盛んに行われ、美容や健康維持またはリハビリなどに利用されています。
近年、日本でもその効能が注目され、人口炭酸泉として医療機関や介護施設をはじめ健康や美容等に活用されています。適応としては糖尿病や高血圧の治療に使われ、アトピー性皮膚炎等にも効果があると言われています。また、最近は人の理美容室で使用されることも多くなり、意外と触れ合う機会があるためご存知の方も多いと思います。

-炭酸泉の効能-

美容での効果

• 炭酸泉はph4.5～5くらいの弱酸性のため、被毛のphをアミノ酸がもっとも安定する等電点に整えます。このため被毛にハリがでて、フワフワ感が長持ちします。
• 炭酸泉は普通のお湯に比べて、脂の溶解作用が強く、余分な皮脂をシャンプー剤など使わなくても、洗い流すことができます。
• 炭酸泉には除菌、消臭作用があるため、雑菌の繁殖や臭いを抑えることができます。